清家美奈

ママがイキイキと働ける場づくりを!

女性の活躍がこれからの経済の活性化に不可欠であると
最近よく言われています。

統計では、女性管理職の割合は、他国と比べて日本はとても低く、
まだまだ女性のライフスタイルに、働き方の改善が必要のようです。
働きたくでも、子育てと両立できるような働き方が見つからない、
子供を優先に考えると働けない、そんなママも多くいるようです。

この記事では、実際に妊娠してから産休・育休を経て復帰をしたママ社員へ
社会人として、家庭のママとして、1人の女性として
どんな気持ちや環境の変化があったのか、話を聞いてみました。

 

妊娠してからの働き方はどうでしたか?

ツワリがひどい時に、周りや社内の協力を得られたことが大きかったです。
例えば、勤務時間を短くしたり、
通勤ラッシュを避けるために、遅い時間出社にさせてもらったり。

当日に体調が悪くなると、
上司に連絡して、今日の予定で気にかかっていることを伝え、
部署内で共有してもらったり、上司に引継いで対応をお願いしていました。

働き方を柔軟に変えることができ、安心して体調優先で働くことができていました。

 

産休・育休を終えて、復帰する時の不安はありましたか?

もちろんありました。
1年半ほど産休・育休で不在となるので、
社内の仕組みも変わっている中、柔軟に対応できるのか?
サービス内容も変わっていれば、営業として面談に行って話せるのか?
など、当初は以前のように自分が働けるのか、で不安になっていました。

また、家庭と仕事の両立に対する不安も大きかったです。
保育園に預けて、会社に行き、保育園のお迎えがあって、家に帰って寝かしつけて・・・

世の働くママはどうやって両立させているの?!と考えるだけで不安になっていました。

 

復帰後の働き方はどう変化しましたか?

保育園の送り迎えを、ママが行うことが多かったので
フルタイムの正社員の勤務は難しく、時短社員としての勤務で会社に相談しました。
また、出退勤の時間は、家庭の事情にあわせて、ママごとにそれぞれ決めてよいという柔軟性があったのも、有難かったです。

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在宅勤務の取り組み

2016年4月の復帰時は、在宅の環境がなく、
在宅に回せる仕事があるか、というところからのスタートでした。
当初は、以下のようなお仕事をもらって在宅をしていました。

・営業メンバーのフォロー(データ作成や顧客情報の更新など)
・社内業務の中で外でもできる仕組みをつくる
・新しいツールを活用した作業
・確認事項など決められた内容の発信

この頃は、10日に1回くらいのペースで在宅をしてみて
初めてのことなので、バタバタすることもありました。
ただ、在宅ができることで
・通勤時間が削れ、朝の時間をいつもより長く家事に充てられる
・子供が熱を出した時など、朝病院につれていき、家でみていられる
・予防接種の受診、区役所への申請書提出などの手続きに平日に行ける

など、時間が少しでもできることが、気持ちの余裕につながっていきました。

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教育の場

また、パート社員と共に、学ぶ機会をママになっても与えてもらっています。
・勤務時間内に課題図書を読み、気づきを共有する
・YouTube動画を観る
・TEDの視聴など

 

まとめ

復帰にあたり、家庭と仕事の両立が不安になるママ社員。

復帰したときに、知っているメンバーが多くいる、その人に聞けば大丈夫という環境、
安心できる先輩方、見守ってくれる人がいるという場があって、自分らしく働けている

とママ社員から教えてもらいました。

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制度がどうこうというよりも
社内でのコミュニケーションが取れているか、
サポートしあえる社員同士の関係か、
お互いを理解しているか、
が重要なようです。

お互いが思いやりを持ち、互いの環境を理解しあって
場づくりをしていくことが社員1人1人に求められていると
今回話を聞いていて思いました。

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今回のママ社員の話についてや
山崎文栄堂に関するお問合せは、こちらのフォームよりお問合せください。

 

 

 

この記事を書いたひと

清家美奈

仲間と一緒におしごとを楽しみたい!という方へ、日常のお仕事につながるヒントをお届けしていきます。